【要件定義】「現場で使える!業務フローの描き方[Advanced]」本日リリース!手戻りを防ぐ上級テクニックとは

今回の要件定義、またクライアントから「このパターンの時はどうなるの?」って突っ込まれてしまいました…。正常な流れは完璧に書いたつもりだったんですけど、イレギュラーなケースが全然考慮できてなくて…。

それは「ハッピーパス(成功ルート)」しか見えていない典型的な症状ですね。現場で本当に必要なのは、エラーや例外を含めた「泥臭いフロー」を描ききる力なんです。ちょうどいいタイミングで、その悩みを解決する『虎の巻』を公開したので、一緒に見ていきましょうか。

本日、BOOTHにて新コンテンツ「現場で使える!業務フローの描き方[Advanced]」の販売を開始しました。

これまで多くのエンジニアやPMの方にご好評いただいた「基本編」から一歩踏み込み、「複雑な現場の現実」をどう図式化し、システム要件に落とし込むかに特化した上級編です。

本記事では、なぜ今この「Advanced」が必要なのか、そしてこの教材が現場のどのような課題を解決するのかを詳しく解説します。

Contents

なぜ「綺麗な業務フロー」は役に立たないのか

要件定義や基本設計のフェーズで、以下のような経験はありませんか?

  • 「例外」の考慮漏れ: きれいな一本道のフローを書いたが、実装フェーズになって「データがない場合は?」「承認否認されたら?」と例外が噴出して手戻りになる。
  • 粒度のバラつき: ある箇所はボタンレベルで細かいのに、ある箇所は「確認する」の一言で済まされており、開発者が見積もりできない。
  • システムと手動の境界: どこまでをシステムが自動でやり、どこから人間が判断するのか曖昧なまま進んでしまう。

現場で起きている「ハッピーパス」の罠

多くの入門書やWeb記事では、「注文する→発送する→完了」といった正常系(ハッピーパス)の書き方は教えてくれます。しかし、実際の現場業務はそんなに単純ではありません。

キャンセル処理、在庫引当エラー、外部連携失敗、差し戻しフロー…。これら「異常系・準正常系」をいかに網羅し、可読性を保ったまま図解できるかが、プロのIT職人の腕の見せ所です。

今回リリースした「Advanced」は、まさにこの「実務の泥臭い部分」を解決するために作られました。

詳細解説:「Advanced」版に含まれる3つの武器

「現場で使える!業務フローの描き方[Advanced]」では、単なる作図ルールの解説にとどまらず、要件定義を成功させるための思考プロセスを体系化しています。

まず、すでに公開している入門向けの「Starter」と、今回リリースした「Advanced」の違いについて触れておきましょう。
これまで「Starter」では、記号の正しい使い方や、シンプルな業務の流れをどう図にするかという基礎を重点的にお伝えしてきました。
しかし、実務の現場ではそれだけでは太刀打ちできない場面が多々あります。

そこで今回は、現場のリーダーや上流工程を担うエンジニアに向けて、仕様漏れを防ぐことに特化した内容へと進化させています。具体的な違いは以下の通りです。

比較項目Starter(入門ガイド)Advanced(今回の上級編)
ターゲット初学者・若手エンジニア中堅エンジニア・PM・PL
習得スキル正しい記号と書き方のルール例外処理・システム境界の設計
ゴール業務の流れを「可視化」できる手戻りのない「要件定義」ができる
扱うケースシンプルな正常系(成功ルート)複雑な分岐・エラー等の異常系

この表の通り、Advancedでは「綺麗に書くこと」よりも「正しく設計すること」に重きを置いています。具体的に強化された3つのポイントを見ていきましょう。

1. 複雑な分岐と「例外処理」の標準化
「もし~だったら」の分岐が増えすぎて、スパゲッティ状態になったフロー図を見たことはありませんか? 本教材では、メインフローを汚さずに例外処理を表現するテクニックや、サブルーチンへの切り出し基準を明確化しています。

2. 「システム」と「人」の境界線(スイムレーンの魔術)
システム化の範囲(スコープ)を明確にするためのスイムレーンの活用法を解説します。 特に、システムがバックグラウンドで処理することと、画面操作としてユーザーが行うことをどう描き分けるか。ここが曖昧だと、UI設計で必ず揉めます。

スイムレーン活用による業務フロー図の改善例。システムと人の境界線を明確にし、要件定義の手戻りを防ぐ比較インフォグラフィック
スイムレーンで「人」と「システム」を分ける例。責任境界線を引くことで仕様漏れを劇的に減らせます。

3. 読者に伝わる「粒度コントロール」
経営層に見せるフローと、開発者に見せるフローは別物です。 目的に応じて情報の粒度(抽象度)をどう調整するか、具体的なサンプルをもとに解説しています。

この教材をどう活用すべきか

本教材を手に入れたその日から実践できる、効果的な活用フローをご提案します。

ステップ1:既存フローの「レビュー基準」として使う

現在進行中のプロジェクトで作成した業務フローを、本教材のチェックリストと照らし合わせてみてください。 「異常系の分岐は網羅されているか?」「スイムレーンの役割分担は明確か?」など、セルフレビューの質が劇的に向上します。

ステップ2:顧客ヒアリングの「武器」にする

ヒアリングの最中に「この処理が失敗した場合はどうしますか?」と、教材にあるパターンを参考に質問を投げかけてください。 顧客さえ気づいていなかった業務ルールを引き出すことができ、この人はよく分かっているという信頼獲得に繋がります。

ステップ3:チームの「共通言語」にする

チーム内で書き方がバラバラだと、読み解くコストが発生します。 「ウチのチームでは、非同期処理はこの書き方で統一しよう」と、本教材をベースに標準化を図ることで、コミュニケーションコストを大幅に削減できます。

Skilligenceでは、現場で培った知識をもとに、1人でも実務を学べる教材シリーズを制作しています。
演習と模範解答を通じて、要件定義や業務整理の“実務で通用する力”を身につけられます。

本シリーズは、初心者から上級者まで段階的に学べる構成となっており、現在は第1弾『Starter』に加え、実務特化の第2弾『Advanced』を公開中です。

教材はSkilligence公式BOOTHストアにて販売しています。
購入後すぐにダウンロードし、PCやタブレットで閲覧できます。
[BOOTH]Skilligence公式ストア

どんな人におすすめ?

  • 要件定義での手戻りを減らしたいPM・PL 実装フェーズに入ってから「仕様漏れ」が発覚し、スケジュールの調整に追われるのを防ぎたい方。
  • 「考えが浅い」と指摘されたことがあるエンジニア 正常系しか考慮できておらず、先輩や上司から「エラーの時はどうするの?」と詰められた経験がある方。
  • 複雑な業務ロジックを整理したいSE 条件分岐が多すぎて図が複雑になり、自分でも何を追っているか分からなくなってしまう方。
  • 非エンジニアへ説明する機会が多い職種 専門用語を使わずに、業務の流れとシステムの役割をクライアントに分かりやすく伝えたい方。
  • システムリプレース案件を担当する方 現行システムのブラックボックス化した仕様を読み解き、新しい業務フローとして再構築する必要がある方。
まとめ

業務フローは、単なる「絵」ではありません。システム開発における設計図の基礎であり、ここが歪んでいると後の工程すべてが傾きます。

今回リリースした「Advanced」は、筆者が数々の炎上案件(?)や複雑なプロジェクトで培ってきたノウハウを凝縮したものです。
「基本は分かったけど、実務だとなぜか上手くいかない」という壁を突破するために、ぜひ役立ててください。

皆さんの要件定義が、少しでもスムーズになることを願っています!

Skilligenceは、現場で成果を出すための研修・顧問・教材を提供する実務支援ブランドです。

研修:要件定義・業務設計・LLM活用などを体系的に学べる実践講座
顧問:プロジェクト進行や開発体制の課題を継続的にサポート
教材:独学でも現場スキルを身につけられる学習コンテンツ

実務で使える知識と仕組みづくりを、学びから伴走まで一貫して支援しています。

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Skilligenceでは、現場で培った知識をもとに、1人でも実務を学べる教材シリーズを制作しています。
演習と模範解答を通じて、要件定義や業務整理の“実務で通用する力”を身につけられます。

本シリーズは、初心者から上級者まで段階的に学べる構成となっており、現在は第1弾『Starter』に加え、実務特化の第2弾『Advanced』を公開中です。

教材はSkilligence公式BOOTHストアにて販売しています。
購入後すぐにダウンロードし、PCやタブレットで閲覧できます。
[BOOTH]Skilligence公式ストア

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