
英語が苦手でも、現場で使う英単語や略語って実は限られているんです。知っているだけで作業がかなりスムーズになりますよ。



略語ってFYIとかASAPとかですか?他にもよく見るけど意味が曖昧なものも多くて…
T業界では略語や英単語が頻出しますが、すべてを覚える必要はありません。今回は、英語が苦手でも最低限知っておくと役立つ30のキーワード・略語を厳選して紹介します。
Contents
カテゴリ別IT英語30選
💬 ビジネス・チーム内連絡で使われる略語
- FYI:For Your Information(ご参考までに)
メールやチャットで情報共有する際によく使われる略語。意味だけでなく、文頭に付けるだけで文章の雰囲気が柔らかくなるので、日常的に使えるようにしたい基本中の基本。 - ASAP:As Soon As Possible(できるだけ早く)
緊急度の高い依頼時によく使われる。丁寧な言い回しとしては “at your earliest convenience” などもあるが、ASAPは短くカジュアルな分、使いどころを見極める必要あり。 - TBD:To Be Decided(未定)
スケジュールや仕様書などで決定していない項目を示す際に頻出。最低限読み取れるようになっておけばOK。 - TBA:To Be Announced(後日発表)
TBDとセットで出ることが多い。イベント日程やリリース予定に使われる。 - ETA:Estimated Time of Arrival(到着・完了予定時刻)
プロジェクトやタスクの見積もり、納期共有でよく使われる。返信する側としても「ETAは?」と聞かれる場面が多いので、返答できるようにしておきたい。 - BTW:By The Way(ところで)
カジュアルな会話で話題転換する際に便利。メールやチャットで雑談に入る際の前置きにも。 - IMO/IMHO:In My Opinion / In My Humble Opinion(私の意見では)
チームディスカッションやレビュー時に意見を述べる時の定番略語。丁寧に伝えたい時はIMHO。 - WIP:Work In Progress(作業中)
進行中の作業や未完成のタスクにラベルとして使う。Pull Requestのタイトルなどに “[WIP]” と付けることで、レビューがまだ不要であることを示せる。


ビジネスチャットでよく使われる略語「FYI」「ASAP」「TBD」の使用例
🛠️ 実務でよく出るキーワード
- Deprecated:非推奨(使わない方が良い機能)
古いAPIや機能に付けられる注意。読めれば十分で、使う機会は稀。実際に自分が使う場面はほぼないが、ドキュメントなどに “This method is deprecated” と記載されている場合、理解していないと誤用につながる。そのため”使わないが読めるようにしておくべき”用語。 - Bug:バグ(不具合)
プログラムの誤り。最重要語で頻出。即理解・対応できるように。 - Hotfix:緊急修正
本番環境で発生した重大なバグに対処する緊急パッチ。覚えて即時対応できると信頼アップ。 - Rollback:処理や変更の取り消し
リリース後の不具合時に元の状態に戻す操作。実務で重要。 - Release:リリース、公開
新機能や修正を本番に反映すること。覚えて当然の単語。 - Spec:仕様(Specification)
仕様書の略。設計段階でもレビュー時にも頻出。読み書きの基礎語。 - PR:Pull Request(コードレビュー依頼)
GitHubなどで使うレビュー依頼の単位。実務で常用。 - Commit:ソースコードの変更履歴を保存
バージョン管理に欠かせない操作。意味と使い方の理解が必須。
💻 開発・テスト・レビュー関連
- LGTM:Looks Good To Me(問題なさそうです)
PRレビュー時の定番コメント。短く承認の意思を伝える。 - Mock:テスト用に作られた仮のデータやオブジェクト
本物のデータが使えないときの代替。単体テストで多用。 - Regression:回帰(以前のバグが再発)
修正の影響で再発する不具合。QAやテストで重要視される。 - Review:コードや仕様の確認作業
品質向上のために必要不可欠。コード、設計どちらにも使用。 - Test Case:テスト項目
テスト計画における具体的なチェック項目。QA担当や開発者間で共通認識が必要。 - Staging:本番前の確認環境
本番と同等のテスト環境。重要な操作はStagingで事前確認が基本。 - Production(本番環境)
実際のサービス運用環境。作業時は慎重な対応が求められる。


GitHubでのソフトウェア開発の基本フロー:CommitからPR、レビューを経てMergeまでの流れ
🌐 ネットワーク・API関連
- Payload:APIで送る実データ部分
リクエストやレスポンスの中身を指す。開発者は内容の理解が必須。 - Endpoint:APIの接続先
サーバー上の処理窓口。設計・実装で頻出。 - Latency:遅延(レスポンスの遅さ)
ユーザー体験に大きく関わる指標。性能改善の基礎知識。 - Timeout:一定時間反応がない場合の切断
エラー対策や設計時に必要な制御。開発時に意識したい用語。 - Request / Response:送信リクエスト / 応答データ
APIやWebの基本構造。最低限、流れとセットで覚えるべき。
まとめ
英語が苦手でも、よく使う単語や略語を押さえておけば問題ありません。最初は「聞いたことあるけど意味が曖昧だった」を1つずつ潰していく感覚で覚えていきましょう。自信につながりますよ!
💡 「英語が苦手」を言い訳にしない!この30語から始めよう
英語アレルギーがあっても、IT現場で使われる単語はパターン化されているので大丈夫。
まずはよく登場する30語を覚えるだけで、仕様書・ドキュメント・会話の理解が格段にスムーズになります。
「ChatGPTで読み解きながら覚える」「例文とセットで復習する」などの工夫で、IT英語はちゃんと身につきます。
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